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股関節に違和感を覚え、「歩くと痛い」「立ち上がるのがつらい」「階段の上り下りが不安」といった症状にお悩みではありませんか?
特に女性に多いのが、変形性股関節症による痛み。レントゲンで「軟骨がすり減っている」と言われ、手術を勧められる方も少なくありません。
しかし、当院では「痛みの本当の原因は筋肉や軟骨のすり減りだけではない」という視点で治療を行っています。
目次
これらの悩みの多くは、「筋肉の炎症」や「軟骨のすり減り」によるものと説明されがちですが、実は筋肉や軟骨そのものよりも、周囲の「腱・靭帯・関節包」に柔軟性がなくなっていることが関係しているケースが多いのです。
60代女性Aさんは、「歩くときの痛み」が年々悪化。整形外科で変形性股関節症と診断され、人工関節手術を勧められました。
しかしAさんは手術に不安を感じ、当院にご相談。初回の評価で、筋肉は十分に動いているのに、関節の可動域が著しく狭く、靭帯や関節包の柔軟性が不足していることがわかりました。
Aさんには、ご自宅でも安全にできる運動プログラム(靱帯・関節包ストレッチや腱・靱帯・関節包の弾力回復エクササイズ)を個別に指導。すると2ヵ月後には痛みが軽減し、「スーパーの買い物に長く歩けるようになった」と喜ばれました。
当院の方針は、「一人ひとりの股関節痛に合わせた個別アプローチ」。特に、次の3点に重点を置いています。
「手術をしたくなくて…」
女性・60代・島根県
私はゆうきプログラムで手術を先延ばしにすることができました。
初めて股関節の専門医を受診したのは3年半前のことです。
受診当初から「手術を考えて下さい」という医師からの薦めを何度となくお断りしていましたが、痛みは日増しに強くなる一方です。「しかたがない…手術を受けようか…」と考えていた時に偶然書店で『股関節痛を自分で治す本』が目にとまり早速購入し読んでみました。
さっそく、ゆうき指圧に予約の電話を入れ、自分に合った運動プログラムを作ってもらいました。それ以来、新しい運動法を指導してもらうため、3ヵ月ごとに通院することになりましたが、住んでいたのが遠方だっただけにその点も気に入りました。
そして7ヶ月後、病院を受診した際のことです。
「えっ?! 何かしましたか? 骨の状態は変化していませんが、症状が改善しています」と医師に言われたのです。
さらに、「それでは、もう少し手術を先延ばしにしますか?」と続いた話を聞いた時には、嬉しくて目の前が真っ白になりました。
ゆうきプログラムを始めて3年。
今では医師に手術の話は一切されません。感謝しています。
変形性股関節症は、長年の使用や、繰り返される負担などによって、股関節を構成する骨盤(臼蓋)と太ももの骨(大腿骨)の軟骨がすり減ったり、骨の変形が生じたりする病気です。原因がはっきりしない、一次性の変形性股関節症と、先天性股関節脱臼や股関節臼蓋形成不全など、何らかの原因がわかる二次性の変形性股関節症があります。その多くは二次性で、もともと先天性股関節脱臼や股関節臼蓋形成不全であった人が、歳を重ねるにつれて発症する加齢性の病気です。男性よりも女性に圧倒的に多い点も特徴の一つです。
私共は原則としてインソールの使用は膝と腰の負担および機能低下を招くと考えて反対しています。
まず、インソールの前には痛みや機能低下で現れた脚長差を調整することが必要と考えています。
ではなぜ、脚長差はおこるのでしょうか?
これは痛みや可動域の変化により、骨盤の歪みを併発しているからに相違ありません。
そこでまず、
①骨盤の調整
②膝・股関節・足関節等の可動域の調整
③各関節の筋力間バランスの調整
上記3点の調整を行った後、インソールの使用を行うべきだと考えます。
上記の3点の調整を行わずにインソールを使用すると、腰痛・ひざ・股関節痛・足関節痛さらに首・肩こりなどを誘発する可能性が高まります。
「歩くと痛い」股関節の痛みは、日常生活の質を大きく左右します。
「もう年だから…」「変形しているから仕方ない…」とあきらめる前に、“原因を正しく知り、正しく動かす”ことで痛みは改善できるかもしれません。
当院では、無料相談も受け付けています。痛みでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。