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イスから立ち上がる時の股関節痛は、長時間の着座による関節包の硬直、体重移動のクセ、そして関節内の「詰まり(圧迫)」が主な原因です。43年の実績を持つ専門治療院「ゆうき指圧」では、無理な筋トレではなく、関節の隙間を広げる「除圧(じょあつ)」と正しい身体の使い方を重視しています。世界変形性関節症会議(OARSI)で評価された理論に基づく「宅トレゆうき体操」の“立ち上がりが楽になる体操”を習慣化することで、痛みを軽減し、自分の足で歩き続ける未来を手に入れることが可能です。
「イスから立ち上がる瞬間に、股関節の奥がズキッと痛む」 「机や膝に手をつかないと、怖くて立ち上がれない」 「立った直後は痛くて歩けないけれど、数歩進むと少し楽になる」
あなたには、このような経験がありませんか? 股関節痛のご相談を大阪の地で43年間受け続けてきたなかで、この「立ち上がり時の痛み」は、前回お伝えした“朝起きた時の痛み”と並んで、本当に多くの方が悩まされる症状です。
股関節の悩みは、大きく2つのタイプに分けられます。
今回は、日々の生活のなかで何度も繰り返され、そのたびに強いストレスとなる「立ち上がる時の股関節痛」に焦点を当て、なぜ痛むのか、どうすれば楽になるのかを徹底解説します。
病院では「軟骨がすり減っているから」の一言で片付けられがちですが、動き始めに痛むのには、明確な「3つの理由」があります。
イスに座っている間、股関節は深く曲がった状態が続きます。このとき、関節を包む柔軟な袋(関節包)や前側の筋肉は縮こまっています。この状態から急に立ち上がろうとすると、硬くなった組織が無理に引き伸ばされ、鋭い痛みを引き起こすのです。
座っている姿勢が悪く、骨盤が後ろに倒れた猫背の状態(後傾)から、上半身の勢いだけで立ち上がろうとすると、体重の数倍もの負荷が股関節の「前側」に集中します。無意識のうちに身についてしまった「立ち方のクセ」が、痛みを助長しているケースが非常に多いのです。
変形性股関節症が進行すると、関節の隙間が徐々に狭くなります。そこへ「立ち上がる」という強い圧縮負荷がかかることで、関節内の圧力が一気に高まり、神経を刺激します。これは身体が負担の少ない動きを求めているサインともいえます。
43年間の臨床で数万人の股関節を見つめてきた知見から、明日からすぐに試せる「痛みを逃がす立ち方」をお伝えします。
ソファや柔らかいイスに深くお尻を沈めてしまうと、立ち上がる際により大きなエネルギーが必要になり、股関節を深く折り曲げることになります。イスには少し浅めに腰掛け、足裏全体がしっかりと床につくように座るだけで、立ち上がり時の負担は劇的に軽減します。座面がやわらかいソファやイスもお勧めしません。
背すじを伸ばしたまま、あるいは後ろにのけぞるようにして立とうとするのはNGです。まずは、胸を張ったまま頭を斜め前に突き出すように「お辞儀」をします。体重がしっかりと足の裏に乗ったのを感じてから、真上ではなく「斜め前」に向かってお尻を持ち上げるイメージで立つと、股関節の痛みを驚くほど回避できます。
最も重要なのは、硬く詰まった関節を「緩めてから立つ」という習慣です。痛みがある状態で無理に立ち上がるのを繰り返すと、脳が痛みを記憶し、さらに筋肉が硬くなる悪循環に陥ります。当院では、この詰まりをその場で取り除く独自の運動療法を指導しています。
来院されている患者様には、上記の動作指導に加えて、股関節周囲の圧迫状態の軽減を目指す運動療法を行っています。しかし、「大阪の院まで通うのが難しい」「自宅でも正しいケアを継続したい」という方のために、すべてのノウハウを動画でわかりやすくパッケージ化したのが「宅トレゆうき体操」です。
▶ 【動画】立ち上がりが楽になる体操・視聴ページはこちら
このプログラムに含まれる「立ち上がりが楽になる体操」を実践された方からは、
「痛みが引いたおかげで、旅行や外出がおっくうでなくなった」「イスから立つ時の『行くぞ』という恐怖心がなくなった」「台所仕事で立ったり座ったりするのが本当に苦にならなくなった」
といった、人生の活力に関わる喜びの声を毎日のようにいただいています。
43年間の臨床現場で、私たちは多くの女性患者様の悩みに耳を傾けてきました。その結果、一般的な生活動線において、女性の股関節には過酷な負担がかかり続けていることをよく理解しています。例えば、
こうした日常の避けられない動作を、多くの女性が人知れず痛みに耐えながらこなしています。「宅トレゆうき体操」では、単なる運動療法の枠を超えて、「立っている時の正しい姿勢」や「股関節に負担をかけない床の物の拾い方」など、毎日の家事を楽にする具体的な生活のTips(知恵)も豊富に紹介しています。
可能性はあります。早期発見のチャンスです。
【立ち上がり時だけ痛む場合】
・関節包の初期拘縮
・筋肉のアンバランス
・立ち方のクセ
変形が進行する前に対処できる段階です。むしろ、この段階で適切なケアを始めることで、手術のリスクを大幅に減らせます。
以下の条件を満たすイスが理想です。
【推奨するイス】
・座面が硬め(沈み込まない)
・高さ:足裏全体が床につく
・奥行き:浅めに座れる
・ひじ掛け:あると立ち上がりやすい
【避けるべきイス】
・低すぎるソファ
・やわらかい沈み込むクッション
・背もたれが後ろに倒れすぎているもの
外出先では、硬めのイスを選ぶことを意識してください。
そのような経過をたどる方は少なくありません 。
【改善の順序】
①立ち上がりの痛みが軽減
②歩き始めの数歩が楽になる
③歩行中の痛みが減る
④長距離歩けるようになる
立ち上がりが改善したら、歩き始めの痛みをやわらげる「8の字ゆらし」など、お勧めの運動療法をご案内します。
当院の運動療法は、世界変形性関節症会議(OARSI)で論文が採用され、臨床における股関節手術回避率は94%という実績を誇ります。
この数字を見て、「自分はもう手術を受けると決めたから関係ない」と思われる方もいるかもしれません。しかし、それは違います。 手術を受けると決めている方にこそ、実は術前の「良い準備」としてこの体操が必要です。
手術前に関節の周囲を優しくほぐし(除圧し)、筋肉の柔軟性を保っておくことは、術後のリハビリの進み具合や、回復のスピードを劇的に早めることに直結します。「受ける・受けない」に関わらず、自分の足を一生守るための知見が、ここには凝縮されています。
「立つたびに痛いのは、軟骨がないから仕方ない」 「もう歳も歳だから、痛みと付き合っていくしかない」
そうあきらめる必要は全くありません。立ち上がりの痛みは、身体のメカニズムを理解し、毎日の動きを”ほんの少し”変えるだけで、十分にコントロール可能なのです。
「できれば手術を避けて、自分の足で歩き続けたい」「手術に向けて、できる限りの最善の準備をしたい」 つらい状況にある方の想いに、私たちは43年の実績を持って寄り添い続けます。まずは今日、着席したら「お辞儀立ち」を少しだけ意識してください。きっと、ご自宅でその確かな効果を体感できるはずです。
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