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ストレッチでは改善しなかった股関節の硬さが徐々にやわらかくなっていき、1ヵ月ほどで足が開きやすくなるーー「8の字ゆらし」を続けるとそういったケースがよく見られます。
目次
小学生のころから私は体がかたく、マット運動では全くといっていいほど足を開くことができませんでした。何とかやわらかくしようと、これまで色々な運動法を試しましたが改善する兆しが見えません。
ふと、ゆうき指圧のホームページで「ストレッチで改善しない体の硬さの原因は股関節」ということを読んで知りました。自分もそうなのではないかと思い、整形外科を受診。やはり、私は変形性股関節症だと診断されたのです。
私はゆうき指圧を訪れ、私の症状に合わせたオーダーメイドの運動プログラムを指導してもらいました。そして、8の字ゆらしをはじめ、そのプログラムを自宅でも毎日続けたのです。
すると、1ヵ月ほどで徐々に足が開くようになりました。変形性股関節症がこれ以上、進行しないよう今も運動プログラムを前向きな気持ちで継続しています。8の字ゆらしをはじめとする運動プログラムが股関節の可動域拡大に効果を発揮した一例です。
股関節の硬さや歩き始めの痛みでお悩みの方におすすめなのが、イスに座って簡単にできる「8の字ゆらし」。
股関節まわりの腱・靭帯・関節包の緊張をほぐし、可動域を広げる効果が期待できます。
・靭帯・関節包の拘縮を緩める → 可動域が広がり歩き始めの痛みを軽減
・筋肉バランスを整える → 筋力強化ではなく「使える筋肉」を正しく育てる
・自宅で安全に継続できる → 手術を回避しQOLの向上につながる
この「8の字ゆらし」によって、股関節を取り巻く 腱・靭帯・関節包の緊張がほぐれ、可動域が改善。歩き始めの痛みが軽くなり、日常生活が楽になることが期待できます。
私が「8の字ゆらし」を思いついたのは、子どもの頃の経験がきっかけでした。曲がった釘を抜くとき、真っ直ぐ引っ張るより 釘の頭を8の字に揺らすと簡単に抜ける。
この動きが、股関節の靭帯や関節包の拘縮を緩めるヒントになったのです。
実際に患者様に試したところ、数分で股関節の可動域が広がり痛みが軽減。継続することで恒常的な改善につながり、今では私どもの運動療法「ゆうきプログラム」の柱の一つとなっています。
無理のない範囲で少しずつ行ってください。
毎日行うのが理想的ですが、2日に1回でも効果があります。無理のない範囲でぜひ続けてください。
椅子に座ってできるシンプルな運動なので安心して自宅で行うことができます。
歩き始めの股関節痛は、筋肉ではなく 靭帯や関節包の拘縮 が原因であることが多いものです。
その拘縮をやわらげるために、私たちが独自に考案した運動法が「8の字ゆらし」です。
「8の字ゆらし」を毎日続けることで、
といった効果が望めます。
あなたもぜひ「8の字ゆらし」を生活に取り入れて、股関節痛改善の一歩を踏み出してみてください。