手術よりも保存療法がお勧めの【股関節唇損傷】。その原因と対策、お勧めの「ゆうきプログラム」

はじめに

「股関節が痛くて病院に行ったら、『股関節唇損傷(こかんせつしんそんしょう)』と診断された」 

「手術を勧められたけれど、本当に手術しか方法はないの?」

股関節の痛みに悩み、不安な日々を過ごされているあなたへ。 当院、ゆうき指圧には、変形性股関節症だけでなく、こうした「関節唇損傷」と診断された患者さんが数多く来院されています。

結論から申し上げますと、股関節唇損傷は、手術をせずに症状を改善できる可能性が高い疾患です。

今回は、なぜ手術よりも「保存療法(手術をしない治療)」がお勧めなのか、そして当院が提唱する「ゆうきプログラム」がどのようにあなたの痛みに寄り添えるのか、院長の私が詳しく解説していきます。

そもそも「関節唇(かんせつしん)」とは?

まずは、聞き慣れない「関節唇」という言葉について簡単にご説明しましょう。

人間の体の中で、関節唇が存在するのは「肩甲骨(肩)」と「股関節」の2箇所だけです。これらはどちらも、球のような骨がソケットにはまる構造(球関節)をしています。 関節唇は、そのソケットの縁を取り巻くように付着しており、言ってみればゴムパッキンのような軟骨組織です。

この関節唇には、主に2つの重要な役割があります。

1つは、安定性の向上です。 骨頭(ボール部分)を包み込んで、関節が外れないように安定させます。

もう1つは、衝撃の吸収です。股関節にかかる体重や衝撃を分散させるクッションとなります。

そして、このように重要な組織が、スポーツでの激しい動きや、加齢、あるいは生まれつきの骨の形状異常(大腿骨寛骨臼インピンジメントなど)などによって傷ついてしまった状態を「股関節唇損傷」といいます。

「自然治癒しない」けれど「手術はお勧めしない」理由

ここで一つ、残念な事実をお伝えしなければなりません。 関節唇は、一度傷つくと自然に元通りにくっついて自然治癒することはほとんどありません。 血流に乏しい組織であり、頻繁に動きを伴う部位でもあるために、なかなか再生しないのです。

「治らないなら、手術で縫い合わせるしかないのでは?」

そう思われるのも無理はありません。しかし、ここが非常に重要なポイントです。 「組織が修復されないこと」と「痛みが続くこと」はイコールではありません。

変形性股関節症においても、変形が進んでも痛みがそれほどない人もいれば、変形は軽度でも我慢できないほど傷む人もいます。

実は、整形外科の医師の間でも、股関節唇損傷に対するファーストチョイスは、手術ではなく「保存療法」というのが一般的です。そして保存療法によって、股関節唇損傷による痛みは実際に改善しています。

地域医療との連携:病院から紹介される治療院として

私ども「ゆうき指圧」は、地域の整形外科病院とも密に連携をとっております。

実際に、病院で「関節唇損傷」と診断された患者さんが、医師からの紹介で当院に来院されるケースも少なくありません。 これは、医師の先生方が「手術をする前に、まずはゆうきプログラムで保存療法を試すべきだ」「ここなら安心して任せられる」と判断してくださっている証だと自負しております。

もし、あなたが今、病院で手術を提案され迷っているなら、あるいはセカンドオピニオンを探しているなら、一度立ち止まって考えてみてください。手術を受けるのは、保存療法を十分に試してからでも遅くはありません。テキスト取り組んだことテキスト

病名ではなく「人」を見る。あなただけの「ゆうきプログラム」

では、当院では関節唇損傷に対してどのようなアプローチを行うのか。 実は、「関節唇損傷だから」といって、特別なことをするわけではありません。

これは決して「適当に扱う」という意味ではありません。 私たちは、「病名」ではなく「その人」を見ることを信条としているからです。

変形性股関節症の患者さんが100人いれば100通りの骨盤の傾きや筋肉の癖があるように、関節唇損傷の患者さんも一人ひとり症状は異なります。

・股関節のどの角度で痛むのか?

・骨盤は前傾しているか、後傾しているか?

・普段の生活で負担をかけている動作は何か?

関節唇が傷ついているという事実は変わりませんが、痛みを引き起こしている「真の原因」は、関節の不安定さや、周囲の筋肉のバランスの崩れにあることがほとんどです。

手術を決める前に、一度ご相談ください

当院の運動療法「ゆうきプログラム」は、画一的なマッサージや電気治療ではありません。 患者さん一人ひとりの股関節の状態、筋力、痛みの出方を詳細に分析し、その人に合った運動療法を指導します。

関節唇が損傷していても、周りの筋肉が正しく働き、骨盤のバランスが整えば、患部への負担は激減します。その結果、損傷箇所はそのままでも、炎症が治まって、痛みを感じることなく日常生活を送れるようになります。

もちろん、痛みが非常に強く、日常生活がままならない場合や、保存療法を尽くしても改善が見られない場合に、最終手段として手術を選択することは否定しません。 しかし、手術を受けると決めた場合でも、術前のリハビリとして筋肉の状態を良くしておくことは、術後の回復を劇的に早めるために非常に有効です。

まとめ

「手術しかないと言われた」 

「もう治らないと諦めかけている」

そんな不安や想いを抱えているなら、まずは一度、当院にご相談ください。 私たちは、あなたの股関節の痛みだけでなく、その不安な心にも寄り添い、一緒に解決策を探していきます。

関節唇損傷は、決して絶望的な診断ではありません。 私たちと一緒に、ご自身の股関節と向き合い、手術に頼らない身体づくりを始めてみませんか? 

皆様のご来院を、心よりお待ちしております。