脚長差が整うと、何が変わるのか|骨盤を整える「はじめの一歩」

【この記事の結論】

痛みをかばう動きの積み重ねが、骨盤の歪み(傾きや左右差) や見かけ上の脚長差につながることを、前回の記事でお伝えしました。43年間、膝痛・股関節痛・脊柱管狭窄症の患者様を診てきた専門治療院として、私どもは「運動療法で鍛える前に、体の状態を整える」ことを大切にしています。本記事では、その基本となる体操「腰の8の字ゆらし」を動画つきでご紹介します。骨盤の歪みにアプローチする体操のため、腰痛でお悩みの方にもお勧めです。

身体をかばうのは、当たり前のこと

痛ければ、痛くないようにかばう。

それは、ごく自然なことです。私たちの身体は、意識せずとも自然にそう動きます。

股関節が痛ければ、痛いほうの股関節が、なるべく痛くならないように、痛い側を上に引き上げようとする。そして、その結果として骨盤の大転子の位置が左右で異なり、見かけ上、脚の長さが違って見えてしまう。そんなお話を、前回させていただきました。

今の、ご自身の姿を見てみましょう

あなたは今、どうでしょうか。

鏡で、ご自身の姿を見てみましょう。

正面から、そして横から。全身を映してみると、身体が左右や前後に傾いているかどうか、見えてくるはずです。

当院でも、「運動療法で鍛える前に、身体の状態を整える」という考え方を大切にしており、まずは骨盤の歪み、脚長差を整えることから、アプローチを始めていきます。

今回は、その中でも基本となる体操を一つ、ご紹介します。

骨盤の歪みを整える「腰の8の字ゆらし」

治療の前段階として行っていただきたいのが、骨盤の歪みにアプローチし、脚長差を整える体操、「腰の8の字ゆらし」です。

▶ 動画はこちら
https://youtu.be/lExZvsgpo38?si=pzJZgascqfDb1aXC

やり方はとてもシンプルです。

ネーミングにもなっている通り、おへそを支点として、腰を「8の字」状に、縦・横へと動かしていきます。

「8の字に動かす」というイメージがつかみにくければ、動画にある通り、平仮名の「い」の字、あるいは英語の「Z」の字を描くように、腰を動かしてみてください。

続けていくことで、骨盤の歪みが整い、左右の脚の長さが揃ってくるはずです。

骨盤の歪みを整える体操ですので、股関節痛だけでなく、腰痛にお悩みの方にも、ぜひお試しいただきたい体操です。

当院では、必ず脚長差を確認します

私どものところに初めて来られる患者様には、必ず脚長差を確認しています。

そして、実際に多くの方に、脚長差が見られます。

「まず鍛える前に、身体の状態を整える」という当院が大切にしている考え方から、まずはこの骨盤の歪み、脚長差を整えることから、アプローチを始めていきます。

身体のクセ、その多くは脚長差から

前回もお話しした通り、

「歩いている姿がおかしい、と言われた」
「ショーウインドウに映る自分の姿が、左右、前後に傾いている」

こうした、長く身体を使って生きてこられたからこそ生まれる身体のクセ、歪み、アンバランス。当院では、そうした身体の左右差やバランスを考えるうえで、脚長差も重要なポイントの一つだと考えています。

そうした身体のクセ、歪みの調整をご希望でしたら、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。

自宅で続けるなら「宅トレゆうき体操」

自宅で気軽に取り組みたいという方には、「宅トレゆうき体操」もお勧めです。

手術回避率94%、世界変形性関節症会議(OARSI)に論文が採用された、ゆうき指圧。膝痛・股関節痛・脊柱管狭窄症の専門治療院として長年、積み上げてきた独自のノウハウを、ご自宅でも実践していただくことを目的に公開しています。

▼ 宅トレゆうき体操の詳細はこちら

骨盤が整うと、毎日が変わる

上半身と下半身とをつなぐ骨盤を整えることで、あなたの毎日の快適さが変わってきます。

あなたの日々の健康づくりに、少しでも当院がお役に立てれば、このうえなく幸せです。

おわりに|今日の8の字から

かばう動きが積み重なって、骨盤の歪みや脚長差が生まれる。

それと同じように、今日から始める「腰の8の字ゆらし」の積み重ねが、その歪みを少しずつ整えていきます。

前回のセルフチェックで、ご自身のどちらの足が短いか、気づかれた方も多いのではないでしょうか。

ぜひ今日から、この体操を試してみてください。

私どもは、これからも43年の経験をもとに、皆様の身体の土台づくりを支え続けてまいります。